トライデント・プラウシェアズ ハンドブック

Trident Ploughshares Tri-Denting It Handbook
An Open Guide to Trident Ploughshares

第3版 2001年1月
日本語訳 第1版 2004年11月
印刷用
翻訳 東京YWCA国際語学ボランティアグループ
浅原由美 宇田川洋子 小野地真澄 加藤美恵子 呉みどり 小西美奈子 小林美保  芝田貞子
嶋田秀充 鈴木みき  高橋りえ子 寺本孝子  中野典子 則武加代子 ニ井佐代子 横山雅代



last update May 17, 2005

印刷向けpdf形式 (100KB〜23MB)
[ 表紙・目次・はじめに 1章 2章 3章前半 3章後半 4章前半 4章後半 5章 6章 7章 8-10章 裏表紙 ]

ワード書類 (60KB〜33MB)
[ 表紙・目次・はじめに 1章 2章 3章 4章前半 4章後半 5章 6章 7章 8-10章 裏表紙 ]

冊子 (A4版,212ページ,千円,送料別) は次へご注文下さい.toyoアットマークcc.saga-u.ac.jp
または 〒839-0827 久留米市山本町豊田245-11 豊島耕一

オリジナル (英語,TP2000サイト)


以下のhtml文書は2002年時点の仮訳です.参考までに掲示します.
最新の翻訳改訂版は上のワード文書またはpdfご覧下さい.

目次 はじめに
1章 トライデント・プラウシェアズの概要
2章 トライデント・プラウシェアズの組織概要
3章 国家との対話
4章 これまでの活動報告
5章 実用的なトライデント潜水艦の非武器化
6章 核兵器の法的位置づけ

7章 法廷及び刑務所に関する法的説明
8章 トライデント・プラウシェアズとマスコミ報道
9章 ガイドライン、および必要書類

10章 関連リストと関連情報

詳細目次

はじめに

1章 トライデント・プラウシェアズの概要

1.1 活動の目的

1.2 トライデント核ミサイル廃絶運動の正当な理由

参考文献と謝辞

2章 トライデント・プラウシェアズの組織概要

参考文献と謝辞

3章 国家との対話

参考文献と付記

4章 これまでの活動報告

謝辞

5章 実用的なトライデント潜水艦の非武器化

参考文献と謝辞

6章 核兵器の法的位置づけ

参考文献と謝辞

7章 法廷及び刑務所に関する法的説明

参考文献と謝辞

8章 トライデント・プラウシェアズとマスコミ報道

参考文献と謝辞

9章 ガイドライン、および必要書類

10章 関連リストと関連情報

参考文献と謝辞


はじめに

本書はトライデント・プラウシェアに参加を希望する全ての人のために書かれたハンドブックである。参加を希望する人が、この運動が自分の希望に添ったものかどうか判断できるよう、トライデント・プラウシェアの組織体系や基本原則などに関する詳細な情報が述べられている。また活動家として署名する書類や、私達の活動の法的根拠となる基本的な内容も含まれている。

私達は意欲的に参加してくれる多くの献身的な人々を必要としており、このハンドブックがそのために役立つことを願っている。本書は項目別に書かれており、各項目は利便性を考慮して色別になっている。読者はハンドブック全部に目を通すべきであるが、その際には非常に重要な部分と予備知識や参考文献としての部分があるということに留意して頂きたい。例えば、2章の2.3に書かれている「非暴力と安全のためのガイドライン」は非常に重要で必ず理解しておかなくてはならないが、6章の6.2の「核兵器一覧」はそれほど熟読する必要はないかもしれない。ハンドブックにない情報が必要な場合はコアグループに連絡して頂きたい。

ハンドブックで最も重要な書類はおそらく「核の犯罪を阻止するための誓約書」であろう。これはトライデント・プラウシェアの活動家全員が署名する書類である。これらの誓約書は新しい参加者が加入すると一定の間隔を置いて英国首相に送られる。誓約書は9章の9.1に載っている。これはまた皆さんの意図や動機を法廷で証明する際にも役立つものである。

ハンドブック第3版の内容に関しては、各項目の最後に記されている多くの人々の意見を参考にした上で、創立メンバーから成るコアグループ(2章2.1.1参照)が最終的に承認したものである。

ハンドブック初版と第2版は、各項目の最後に参考文献として掲載されていた全てのテキストからアンジー・ゼルター(Angie Zelter)がコピーしたり、借用して編集したものである。今回の版は、他のトライデント・プラウシェア活動家達が書いた数カ所の新しい部分を加え、アンジー自身が改訂したものである。新しい部分は著者が表示されている。表示されていない部分はアンジーが全責任を負っている。イラスト、写真、漫画などは共同謀議の容疑を避けるためにアーティストの許可を得ずに複写されたものである。私達は、アーティスト達が寛大であることを願っている。特に、表紙のイラストはエミリー・ジョンズ(Emily Johns)の作品から「流用」した。著者や使用された参考文献は各項の末部に記載されており、更に詳しく調べたい人のために資料も紹介されている。多くの友人や協力者が校正、編集し、様々な方面で協力してくれた。それらの人々全てに感謝する。デザイン、デスクトップ・パブリッシング、編集、印刷面で尽力してくれたジョー・ボタン(Joe Button)とレイチェル・ボイド(Rachel Boyd)には特別に感謝の意を示すものである。

ハンドブックの内容については、アンジーが全責任を負っている。彼女は、出来る限り正確であるよう努力したが、誤りをいくつか見落としていることは否定できない。そこでアンジーとコアグループは前もって謝罪するものである。他にも誤りを見つけた場合には、これから先の出版で訂正することができるよう、知らせて頂きたい。又私達は、改善や追加についての助言も期待している。

参考文献の多くはコモンウィール・コレクション(Commonweal Collection)より借りることが出来る。又、フレンズ・ブック・センター(The Friends Book Centre)かハウスマン・ブックショップ(Housmans Bookshop)で購入もできる。トライデント・プラウシェアは多くの参考文献のコピーを所有しており、それらはフォトコピーすることができる。世界法廷プロジェクト(World CourTProject)は、ICJ(国際司法裁判所)に関するどんな書類の要請にも対応可能である。アドレスは10章の10.1に掲載されている。参考文献のいくつかは、私達のホームページhttp://www.gn.apc.org/TP2000 で見ることが出来る。またハンドブック全ページは、ホームページからダウンロード可能である。

以下は、ハンドブックの簡単な概要である。

このハンドブックは単なるガイドにすぎない。誤り、誤訳や脱落部分などがあることは否定できないが、その点はご理解頂きたい。そして、このハンドブックを絶対的なテキストとして使うのでなく補助的なものとして使っていただきたい。皆さんのお役に立つことを心から願っている。