報道発表および更新情報2006
2006年7月25日

ピットストップ・プラウシェアズの重要な無罪判決を喜ぶ

反トライデント活動家たちは,ダブリンの陪審が,2003年にアメリカの戦闘機を非武器化した5人の反戦運動家を全員一致で無罪としたことを大いに喜んでいる.この活動家の中には,スコットランドのトライデント・プラウシェアズの誓約者カレン・ファロンも含まれる.

カレン, デルドレー・クランシー,ヌイン・ダンロップ,シアロン・オレイリー,それにダミアン・モランの5人は,ピットストップ・プラウシェアズとして知られているが,切迫していたアメリカのイラク侵略に使われるのを防ぐために,2003年2月,シャノン空港で米機を損壊した.この無罪判決は3度の裁判と3年間もの期間の後に出されたものだ.

ピットストップ・プラウシェアズの声明は次のように述べている.

「アイルランド社会から無作為に選ばれた陪審は,コミュニティーの良心です.コミュニティーの良心が語ったものです.政府は,民間施設であるシャノン空港を,不法なイラク侵略と占領のためのアメリカの戦争マシーンに使わせる権限を国民から与えられていません.1996年にリバプールの陪審は,インドネシアのスハルト独裁政権への武器輸出を終わらせ,東チモールの独立に貢献した4人の「プラウシェアズ」の女性たちを無罪としました.」

「この陪審の評決は,ロンドン,ワシントンDC,そしてアイルランド下院に対する,“アイルランドはイラクの人々への戦争に加担することを望まない”と言うメッセージとなるでしょう.シャノン空港での米軍機への給油は直ちに中止すべきです.」

トライデント・プラウシェアズの広報担当は次のように付け加えた.

「私たちはカレンたちの無罪判決に本当に大喜びしています.この裁判は,戦争犯罪を止めるために行動する市民が,もし公正かつ直接に陪審に持ち込まれる機会が与えられれば,無罪判決が得られる十分な可能性があることを示しています.国際法に関する限り,普通の人々は,政府や国家に仕える判事たちよりも何光年も先を行っています.」

背景などは次をご覧下さい: www.peaceontrial.com and www.indymedia.ie

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