石井郁子議員からのメッセージ

大学の自立的・創造的な教育と研究、また教育条件のいっそうの充実を求めて「文部科学省を囲む人間の鎖」行動に参加されたみなさんに、心から敬意と連帯のあいさつを送ります。

科学上のすばらしい発見は自由な研究の土壌にしか育ちません。
日本の未来の科学研究をいっそう発展させるためには、憲法で保障された学問・研究の自由と、科学研究に専念できるだけの教育・研究環境や生活を保障することこそが必要です。
ところが今文部科学省が進めている大学「改革」はこれとは逆に、大学予算を全体として削る一方で、大学の統合・再編と国立大学の独立法人化、競争原理に基づく「トップ30」構想などで研究・教育内容を政府・財界の政策に誘導・統制しようとしています。
これでは日本の教育と学術の発展は歪んだものになるでしょう。

文部科学省の間違った「改革」を跳ね返し、国民の期待に応える大学改革のために、ともにがんばりましょう。

日本共産党 副委員長・衆議院議員 石井郁子