ちっご9条の会福田氏のメッセージです
先日発表された自民党の改憲案や武器輸出規制の緩和の動きなど、
これからの日本の平和を脅かす危険な兆候を感じます。
このまま進めば我が国は平和主義を放棄して、実質的な軍事大国に
なり、やがて戦争に巻き込まれるのではないか、と心配です。
戦後日本が驚異的な経済成長を遂げることが出来たのは何故か。
戦争で一人も殺さず、命を失うこともなかったのは何故か。
平和憲法によって戦争を放棄し、経済活動に専念出来たから
であることは言うまでもありません。
特に第九条が自衛隊の海外派兵や武器輸出の重要な歯止めとなって
きたことは明白です。これが外されようとしています。
署名を集めている時、実際に何度か経験したことは、憲法を改正
して軍備を強化し、アメリカとの軍事関係を強化しなければ外国に
攻められる、と心配する人がいます。
また、北朝鮮に攻められたらどうするのか、と詰め寄った人もいました。
本気でそんなことを心配しているのか、と耳を疑いました。
はたして軍備を強化しさえすれば平和が維持できるでしょうか。
国防まで全て放棄する必要はありません。
国を守り、世界の平和に貢献する方法はいろいろあるはずです。
世界の流れが刻々と変わり、対応が難しくなって来ていることは
確かです。我が国の将来を決める憲法改正について、私たちは
真剣に考える時期にきています。
先にご案内しました「ちっご九条の会」の結成総会が迫りました。
出来るだけ多くの市民の皆さんのご参加をお願い致したく、再度
ご案内致します。
日時 11月25日(木)19:00〜21:00
場所 文化センター共同ホール
久留米市野中町1015
記念講演 九州大学教授 石川捷冶さん
「平和憲法を生かそう守ろう!未来のため」
資料代 300円