トライデント・プラウシェアズ 報道発表

2002年 8月18日

活動家たちはこれまでを振り返り、前方を見る

クライド核兵器基地における 2週間の行動の後で、クールポートのキャンプを撤収する時に、トライデント・プラウシェアズのメンバーたちは、この経験を振り返り,また活動の次のステップに向けての期待を胸に抱いていた。

キャンプの期間中活動家たちは、トライデント潜水艦の上まで泳ぎつき、ペンキを塗ったし、クールポート基地の中への道を遮断し、両方の基地の正門を封鎖し、ヴィジルや記念行事の一員として参加した。逮捕された55人の多くは、普通の保釈条件、あるいはさらにきびしく、逮された基地から 2マイル以内への立ち入り禁止命令のような条件を付けられたけれども、すべて拘留から釈放された。活動家たちは、クライドバンクやダムバートンやグリーノックにある警察の監房の中のことを熟知するようになった。

このキャンプは、イギリス、アイルランド、イタリー、フランス、ベルギー、フィンランド、ドイツ、コロンビア、合州国、日本から、と世界中からやって来た代表たちで国際色豊かなものだった。

トライデント反対の活動により、コーントン渓谷にある問題の多い女性刑務所に再拘留されているウラ・ローダーは、メディアを通して、あるいは電話により、キャンプでのできごとを見守っていたが、進められて来た過程について大いに喜んでいることを昨日表明した。「ここで独房にぶち込まれている時に、この立派な活動がすべて進んでいることを知るとは、なんと素晴らしいことだろう」と。

キャンプに初参加したグラスゴーのラーンス・グーディは「私にとってこれは、平和のために活動するだけではなく、お互いの支えあいと協力を通して、不完全かも知れませんが、理想を行動に移す平和なコミュニティの一員となるチャンスでした」と語った。

キャンプの間におこなわれた11回の非武器化活動と同じように、今後の行動について、アフィニティ・グループによって企てられる小規模な行動から、来年 4月22日にファスレーンの「大・大封鎖」のような大規模のイベントまで、多くの計画が立てられた。

イギリス海軍軍艦の「ヴィジラント」に先週スプレーでペンキを掛けたジリァン・スローンは「私たちは、今キャンプをたたんでいるが、トライデントに対する私たちの反対は終わりというにはほど遠い。私たちはもはや直接基地と一緒に生活しているかも知れないが、私たちの各々は、非武器化の活動を続ける私たちのコミュニティの中に、反対と抵抗の精神を持ち込んでいる。このキャンプは、私たちの政府によって布告されている本当に現実的な核戦争の恐怖に立ち向かうインスピレーションとエネルギーを与えてくれた」と語った。(K)