トライデント・プラウシェアズ 報道発表

2002年8月8日

活動家の原潜落書きで,ファスレーンのセキュリティー再び破られる

今朝3時に2名のトライデント・プラウシェアズ活動家がクライドにあるファスレーン海軍基地の警備を突破した.ベテランの平和活動家,デイブ・ロールストン(55)とギリアン・スローン(40)は核基地へ泳いで侵入しトライデント潜水艦の側面にペイントして逮捕された.

彼らが「悪意のいたずら」(Malicious Mischief)で告発され,そしてそれが海軍基地から直接受けた情報からであったということから,トライデント・プラウシェアズは二人が停泊していた潜水艦の側面にペイントしたということを確認出来た.

西ウェールズの船大工,デイブ・ロールストンは,イラクを三度訪問し,パレスチナの平和行進から帰ってきたところであった.ギリアン・スローンはエディンバラのソーシャルワーカーである.

声明の中で,彼らは次のように説明している.「私たちは『下劣な』(vile)という言葉をペイントすることを選んだ.というのはその言葉は『邪悪』(evil)のつづり換えでありまた潜水艦の名前の先頭に'v'をつけようという海軍の方針にも一致しているからです.」

トライデント・プラウシェアズのジョス・ガーマンは「ファスレーンのセキュリティーは私たちの活動家によって数度にわたって破られています.今日の行動は,基地のセキュリティーの度合が,9月11日以来増加しているテロリストからの脅威にもかかわらずまだ不十分であることを証明しました.」と述べている.

この行動は,これまで国際トライデント・プラウシェアズ非武器化キャンプの間に行われたトライデントを非武器化する試みの中で最も成功したものである.32名の逮捕者は今はすべて警察の拘留から釈放されている.

デイブ・ロールストンとギリアン・スローンの声明

これは,停泊中のトライデント潜水艦にスプレー・ペイントするためにファスレーン海軍基地の高警戒区域に侵入する直前2002年8月7日に出された,デイブ・ロールストンとギリアン・スローンの声明である.私たちは『下劣な』(vile)という言葉をペイントすることを選んだ.というのはその言葉は『邪悪』(evil)のつづり換えであり,潜水艦の名前の先頭に“v”をつけようという海軍の方針にも一致しているからである.
私たちがこの行動を行う理由は,イラクとの戦争への準備段階にあることや核応酬の高い可能性のような悪化しつつある世界状況を浮き彫りにすることにある.英国の防衛大臣ジョフ・フーンは最近の数カ月の間に3度もイラクに対して核の脅しをかけている.
2002年3月20日,ジョフ・フーンは下院防衛特別委員会でイラクのような国家は「我々が正しい条件で核兵器を使おうと思っているということをきっと確信しているに違いない」と語った.
その後,3月24日にはジョフ・フーンはITVのジョナサン・ディンブルビー・ショーに出演して,英国政府はもし我が部隊が化学兵器や生物兵器に脅かされているときには核兵器を使う権利を持っていると主張した.
下院の議論ではダイアン・アボット国会議員は,防衛大臣にこの「極限の自衛の条件」(訳者注:テレビショーでの発言に関して核兵器を使う条件を聞いている)は何であるかの説明を強く要求したが,防衛大臣はそれを特定することを拒否した.彼は「英国政府が核兵器を持っており,そして私が述べた特殊な条件ではそれらを使う用意ができているということを指摘することが重要」であったと言うだけにとどめた.
これらの引用は,最近の防衛省の防衛政策における核兵器使用の暗黙の脅威とともに,核兵器が使われることが疑いもないことであることを示している.
最近パレスチナから帰ってきてデイブは,英国の武器貿易の破壊主義的な本質をじかに見た.このことは彼に,イラクへの3度の訪問とともに,英国政府が国際法や人道法を無謀にも破ることに何のためらいもなく,また,一般市民の災難には何の心配もしていないということを確信させた.

デイブ・ロールストンとギリアン・スローン

「邪悪との非協同は,まさに善との協同の責任を意味する」 ガンジー

(Mi)