トライデントプラウシェアズ報道発表
2002年8月6日
ファスレーン海軍基地を見通す大通りの傍に反トライデントのスローガンをペンキで描く行動に成功した後、昨夜、二人の反核運動家が逮捕された。逮捕された二人は、ポウイズ郡のランドリンドッド・ウェルズの近くから参加した17才のジョス・ガーマンとフィンランドのヘルシンキから参加したティーナ・サーキネンである。
この基地に向かう労働者たちは、基地から丁度200メートル付近の両側に明確に描かれた「トライデントをイラク向けに発射するな!」と「ノーモア・ヒロシマ!」という2つのスローガンを避けては通れなくなるだろう。
ティーナ・サーキネンは次のように述べた.「現時点では英国がイラクに向けて核兵器を使用する現実的可能性がある。この行動は人々にこの可能性を注目してもらうため、特に、広島への原爆投下を記念する日に、なされた。トライデントの弾頭は、この惨事の繰り返しを示唆することでも絶対に認めることはできないが、そこに投下された原爆の17倍以上の威力をもつほど強力である。」
その後8時30分から、広島の犠牲者たちを偲ぶためと、英国がイラクに対して包括的制裁を科して12年が経過したことを記念するため、ファスレーン海軍基地の北門でダイ・イン(抗議の意思表示のために一斉に死んだまねをする行動)が行われた。キャンペーン参加者たちはイラクにおける制裁と戦争犠牲者たちを表現するために入り口に横たわった。立ち退くことを拒否した際、22人が逮捕された。
今日の二つの行動は、月曜日に始まったトライデント・プラウシェアズの非武器化キャンプの一環で、これからもっとたくさんのトライデントシステムに反対する非暴力的な行動が行われることが期待されている。(R.O.)