トライデント・プラウシェアズ報道発表
2002年8月6日

クールポート・キャンプ2日目
トライデント・プラウシェアズとボイシズ・イン・ザ・ウィルダネス(下々の声)がファスレーン正面ゲートを封鎖

今朝ファスレーンの北ゲートは,活動家が平和的な「ダイ・イン」を実施して午前8時30分から1時間にわたって封鎖された.8月6日は広島に原爆が落とされ,またイラクへの国連の包括的制裁が開始された日である.およそ70名のデモの隊列が ファスレーン・ピースキャンプから北ゲート入り口まで,一個のドラムの音で厳粛に行進した.ダイ・インの参加者のうち22名が逮捕された.

活動家は,ヒロシマの犠牲者が残した影を象徴して「死」という文字をそこら中にチョークで書いた.その「死」の上に花が置かれ,それらは活動家が退去した後も文字とともに残った.

このデモは,現在のイラクをめぐる情勢とトライデントとの結びつきを強調するために呼びかけられた.アメリカの「ボイシズ・イン・ザ・ウィルダネス」のゲイブ・ハックが,集まった人に12年にわたるイラクへの制裁の恐ろしい結果について話し,その前にはトライデント・プラウシェアズのデイヴィッド・マッケンジーが,広島への旅行について個人的な感想を話した.

ケンブリッジ大学の学生,ティガー・マグレガーは,継続する核兵器の脅威と,継続するこれから離脱する闘いについて語った.「私たちの勇気と確信は,戦争で苦しむ人がいなくなるまで,次のヒロシマが起こり得なくなるまで,次のナガサキが起こり得なくなるまで,私たちをそこに留まらせる.」

この行動は2週間のトライデント・プラウシェアズ非武器化キャンプの間続けられる示威行動の一環である.非武器化キャンプでこれまでに,トライデントに対する非暴力行動で合計32名が逮捕されている.(KT)