トライデント・プラウシェアズ報道発表
2002年7 月31日

ファスレーン抗議者たちに対しさらなる罰金
月曜日の封鎖を議員は支持したけれども

スコットランド議会議員(MSP) のブルース・クロフォードは本日、多くのトライデント反対者たちが地方裁判所で罰金刑を言い渡されているけれども、彼はファスレーン海軍基地を月曜日に封鎖することを支持する、と表明した。

その封鎖行動に参加する意志を持っている同議員は、「スコットランド議会の選挙までに12か月もなくなった今、私たちの中で、トライデントのクライドへの配備に対峙せざるを得なくなった人たちが、ファスレーンから大量破壊兵器を確実に撤去させるため最善を尽くすであろうことが、選挙運動の重要部分として真剣に論議されている。」と語った。

その一方、ヘレンズバーグ治安判事裁判所で、4 人の反対者たちが秩序違反に問われた。ロンドンから来たパブリック・スクール 6年生のヘザー・スチュアート(17)と大学生のレィチェル・ハンド(18)は、今年 2月11日にファスレーンにおいて正門に寝ころんだ件について一緒に告訴された。ヘザーは裁判官に対して「歴史の勉強、特に女性参政権論を唱える女性活動家たちとチャーティスト運動 (人民憲章の達成を目指す労働者の運動(1838 〜48))の活動家たちのような運動についての歴史の勉強により、市民の不服従が社会の進歩にとって重要である、と確信しており、私がやったことをまたふたたび実行する心構えが十分にできている」と述べた。裁判所にいた支援者たちは、この若い女性たちの落ち着いた伎倆と確信、そしてそれに基づいて述べられた彼女たち自身の抗弁に深い感銘を受けた。彼女らはそれぞれ90ポンドの罰金を言い渡された。

エジンバラから来た母親で、2 月の封鎖行動に参加したクリスティン・クランストン(38)は、ニコルソン治安判事に対して、秩序違反のかどで彼女を告発するのは「無茶苦茶ですよ」と述べた。彼女がファスレーンに行ったのは、誰かといざこざを起こすためなんかではなく、ただ単に彼女の異議を申し立てたいためだけであった。検察官のマックレイが、路上に座り込んだことによってどんな効果をあったのか、とたずねたのに対し,彼女は「お尻が湿っちゃったわ」と答えた。昨年10月のファスレーン封鎖行動で秩序違反をやった、と主張した若い女優のイークサソ・マリーノーと同じように、彼女にも90ポンドの罰金が言い渡された。(K)