トライデント・プラウシェアズ報道発表
2002年6月17日
オルダーマストン国際非武器化キャンプの最終日にあたる今日，抗議人たちはそこの新しい違法の核兵器工場の建設を阻止するために出来ることはすべて行うことを誓った．核不拡散(NPT)条約，ジュネーブ条約および国際法に違反している大量殺人の違法兵器の次世代版を英国政府がひそかに開発しているというニュースが伝えられる中，バークシャーでキャンプをしていたトライデント・プラウシェアズの活動家たちはAWEオルダーマストン（核兵器工場）に侵入した．
昨夜，デリン・ハリスとジャネット・キルバーンは境界フェンスをすり抜けて基地に侵入することに成功し，その後非武器化の実際行動と英国の核政策に反対する象徴的な抗議の両方のために逮捕された．この行動はまた現在のずさんな警備態勢を目立たせ，基地の通常業務を妨げた．今朝６時から約40名が西門への２つの入口を封鎖し，基地の業務を混乱させた．7時30分までには「高速道路遮断」により４名が逮捕され，これまで合計7名が逮捕されたことになる．逮捕された４名はフィンランドからのカトリ・シルボネン，英国のポール・ミリング，レイチェル・ミリング，シルビア・ボイズである．
日曜夕方の薄暗がりの中でジュリエット・マックブライドは３つのフェンスをよじり，全く見つけられずに正面ドアから国防省事務所に侵入したことで警察説明会の腰を折った．彼女は守衛の腕の下を潜り抜けその説明会に参加した，そのあと警官がジャケットで彼女を包み，明らかにショックを受けている役人達の前に連れていった．彼女は「基地は，毒素が出ていくにも人々が簡単に入るにもどちらにも穴だらけです．オルダーマストンを安全にする方法はありません．私は警察が，AWEで大量殺人兵器を作り国際法を破っている，本当の犯罪人を逮捕することを望んでいます」と述べた．
抗議者グウィネス・エバンスは「私たちはすでにバーグフィールドを閉鎖する計画についてのあるアイデアを持っています．また，私たちは，トライデントを更新しようという計画が進行中であることに驚いていません．しかし英国政府が全世界とその住民に核兵器で恐怖をもたらし続けようとしていることは隠し立てのできない事実であります．彼らは聴く耳を持たないようですので，責任感のある市民にとってはトライデント計画やその後を継ぐあらゆる極悪非道の開発に対して活発に抵抗していく切迫した必要性があるのです．」と述べている．(Mi)