トライデント・プラウシェアズ報道発表

2002年6月13日

反核活動家たちへの支持メッセージ、政治家たちから殺到

オルダーマストン(訳注:イングランド南部バークシャーの村、原子力兵器研究所があり、1958年〜1963年の核兵器非武器化運動(CND)による核兵器廃絶運動行進の出発点・終点となった)の核兵器施設におけるトライデント・プラウシェアズ国際非武器化キャンプが開始されると、このキャンプに対して政治家からの力強い支持のメッセージが続々と殺到している。

国会議員シモン・トーマス氏より、「私は、イギリスのトライデント・システムを非武器化しようとするあなたたちの努力が成功することを望んでおりますことを表明するとともに、このような大量破壊兵器に反対するあなたたちの非暴力直接行動を全面的に支持していることを表明します。」

スコットランド議会議員ロビン・ハーパー氏より、「親愛なるオルダーマストンのみなさんへ、正にイギリスの田園地方ともいうべきところで、今なお核兵器の研究や製造を続けているという事実に民衆の目を向けさせ、この問題に人々の注意を向けさせておられることに、祝意と多大なる賛意を送ります。私は1959年のオルダーマストン行進に参加したことを思い返しております。事柄の遠大な計画の中では、43年間は決して長い時間ではありません。私たちは最後には勝たなければなりません。」

アルバート勲功賞受賞者シノグ・ダーフィス氏より、「残念ながら私はオルダーマストン行動に参加することができそうにありませんが、あなたたちの不屈の闘志と決意に対する称賛とともに、私の絶対不動の支持を登録したいと思います。核兵器は今なお脅威であり、破壊能力はものすごいものです。私たちはいかなる情況においても、核兵器の使用に関するいかなる陳述に対しても反対しなければなりません。そしてそれが、ジェフ・フーンの言葉が恐ろしいことの理由なのです。」

スコットランド議会議員マイケル・ラッセル氏より、「核兵器の狂気、そして核兵器に反対しなければならないこと、さらに核兵器が象徴する不道徳性、に対して勇敢に立ち向かい、それらを世界に気づかせることを継続されているみなさんすべてに祝意を申し上げたい。最近のインド・パキスタン間の緊張は、国家と人々に対する潜在的破壊物を、人類がいかに世界の中に持ち込んでしまったのか、ということを際立たせました。しかしもし人類がその気になれば、この恐ろしいものを追放することもできるのです。私の思いは、来週非武器化キャンプに参加する人々と共にあります。彼らは、世界が見習わなければならない賢明な行動を示しているのです。」(K)