アメリカの反戦運動情報

シスター・バーバラ・フーバーのプレス・レリース
 -- ピーターソン空軍基地でのヴィジルと逮捕

修道女たちがあらゆる戦争を止めるために行動

8 月 9日、アメリカのコロラド州ピーターソン空軍基地における賛美歌と黙祷の祈りの日は、4 人の活動家の逮捕をもって終了した。この空軍基地は、合州国宇宙司令部ならびに合州国核ミサイル指令センターの基地である。

日本の長崎における第57回原爆記念式典の日に、コロラド、ニューメキシコ、テキサス、カリフォルニア、カンザス、ミネソタ、オハイオの各州から集まったベネディクト会やフランシスコ会、愛徳修道女会、マーシィ修道女会、ロレット修道女会の約60人のカトリック修道女たちは、いろいろな宗派から集まった約50人の男女と合流した。

その日は 100人ほどの修道女たちと地元の平和活動家たちが、セント・メァリィ大聖堂に集まり、マイケル補佐主教による平和のためのミサをとりおこない、食事を共にすることで始まった。

正午までにさらに多くの修道女たちが到着し、ピーターソン空軍基地から1.5 マイルほど離れた野原に皆が集まった。そこから基地まで祈りを込めた「巡礼の旅」がおこなわれた。沈黙の行進者たちは、参加できなかった全国の修道女たちから送られて来たカラフルなバナーを掲げていた。ピーターソンでみんなは、門の外の草地に集まって、約1時間、歌い、黙祷し、そして意見を交換した。このヴィジルは、聖フランシス勲位のシスター・ドロシィ・シュレーガー、愛徳修道女会のバーバラ・フーバー、メノナイト派のエスター・キーサモア、および第一会衆派教会のデニス・アピューアンの逮捕となった。この4 人は、平和的目的のため、基地に抗議する象徴的なジェスチァーで基地の中に歩いて行ったのだった。ドロシィ、バーバラ、デニスおよびエスターは、90日以下の拘留および 500ドル以下の罰金を課することのできる侵入罪の告発に問われており、都市裁判所において9 月5 日に召還されることになっている。(K)

[注] この情報は、アメリカの平和運動家のディビッド・マックレイノルズ氏によるものです。