トライデント・プラウシェア報道発表 2000年8月2日

プラウシェア8月キャンペーン初日の昨日,83名逮捕

平和行進の参加者はグラスゴー市長の公式の歓迎を受ける予定

クライド核兵器基地での2週間の核廃絶行動初日の逮捕者は,南ゲートの三脚状の櫓から2人が降りてつかまったところで83名に達した.この櫓は13時間にわたって南ゲートを封鎖していた.警察は,この3本の長い足場用の棒で作られた15フィートの構造物の撤去に気が進まなかったか,あるいはできないでいた.登っていた人はついに自分で降りてきた.封鎖は基地の二つのゲートで朝7時に始まった.

北ゲートでは,7月26日にアルダーマストンを出発してずっと歩き続けてきた30人の行進の到着を合図に封鎖が始まった.出発地は核弾頭が作られる所である.短いセレモニーのあと活動家は座り込んだり,互いに錠で固定し合って入り口を封鎖した.警告のあと警察は,排除,逮捕,告発にかかった.リーズの国会議員ハロルド・ベスト,スコットランドの著述家A.L.ケネディーらが支持,激励するために来ていた.

この日は皮肉な展開を見せた.というのは,アルダーマストンからの平和行進の女性の参加者の多くは,クライドバンクを通る道でウエスト・ダーバートンシャー議会からあたたかく,かつ目立った歓迎を受けたのに,今は封鎖行動で逮捕されて同じ町の警察の留置場にいるのだから.逮捕者の中にはフィンランド,スコットランド,ドイツ,イングランド,ウェールズ,そしてオランダから来た活動家がいる.”トライデント・スリー”のウラ・ローダーとアンジー・ゼルター,ウェールズの地方議員レイ・デイビス,それにミルトン・ケインズから来た日本の僧侶たちと尼僧たちなど.

今日の正午,グラスゴー市長のアレックス・モッソンは平和行進の参加者のための市主催のレセプションを市議会議場で開く予定である.行進参加者は1,000羽の日本の折り鶴をモッソン氏に手渡す予定.この平和のシンボルである折り鶴は,そして横断幕も参加者が行進のために作ったものだ.これらはグラスゴーの市民パレスに展示されることになっている.

トライデント・プラウシェアのスポークスマンは次のように述べた.「これだけたくさんの人々が,このような平和的でしかも断固としたやり方で人道に対する犯罪に進んで立ち向かうのをまのあたりにして,私たちは再び勇気づけられた.私たちの感触では,トライデントは満足な稼働状態からのかなりのズレが生じている.当局者たちには一層の困惑をもたらしており,より多くの一般の人が,何かがやれるものだということを理解しつつある.私たちはこれからの13日間,よい仕事が続けられることを期待している.」

(訳注:昨日1日の記事の繰り返しが数カ所ある.)


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