トライデント・プラウシェア報道発表 2000年8月1日 午前11時

プラウシェアの基地封鎖で核廃絶キャンペーンの2週間が始まる

クライド核基地で69人逮捕

ファスレーン海軍基地の2時間の封鎖行動の後,36人の平和運動家が警察に拘留されている.これはクライドのトライデント基地での2週間の集中的な核廃絶行動の始まりを告げるものである.

封鎖行動は午前7時に基地の二つのゲートで同時に始められた.南ゲートでは活動家は足場用の棒で三脚状のものを作り,2人がそれに登って自らを縛り付けた.それは今もそこにある.

北ゲートでは,7月26日にアルダーマストンを出発してずっと歩き続けてきた30人の行進の到着を合図に封鎖が始まった.出発地は核弾頭が作られる所である.短いセレモニーのあと活動家は座り込んだり,互いに錠で固定し合って入り口を封鎖した.警告のあと警察は,排除,逮捕,告発にかかった.リーズの国会議員ハロルド・ベスト,スコットランドの著述家A.L.ケネディーらが支持,激励するために来ていた.

逮捕者の中にはフィンランド,スコットランド,ドイツ,イングランド,ウェールズ,そしてオランダから来た活動家がいる.”トライデント・スリー”のウラ・ローダーとアンジー・ゼルター,ウェールズの地方議員レイ・デイビス,それにミルトン・ケインズから来た日本の僧侶たちと尼僧たちなど.

トライデント・プラウシェアのスポークスマンは次のように述べた.

「これだけたくさんの人々が,このような平和的で断固としたやり方で人道に対する犯罪に進んで立ち向かうのをまのあたりにして,私たちは再び勇気づけられた.私たちの感触では,トライデントは満足な稼働状態からのかなりのズレが生じている.当局者たちには一層の困惑をもたらしており,より多くの一般の人が,何かがやれるものだということを理解しつつある.私たちはこれからの2週間,よい仕事が続けられることを期待している.」