公判報告第四日・9月30日

要点:裁判所はフランシス・ボイルに金曜日に証言させることに同意。第二の証人、刑事部長ピーター・カッシデイに続き、第三の証人、王立海軍の潜水夫ロバート・トムソンがゴイル湖の底のリモート・カメラで撮ったヴィデオによって証言。

 法廷は午前10時15分に再開された。陪審たちは、弁護人らがフランシス・ボイルに金曜日に鑑定証人として証言させ得るかどうか決めて欲しいと要求している間、退廷させられていた。

 検事は、ボイルの証人適格については疑いがあるが、その証言がすべて関連性があると認めるわけでは必ずしもないという理解を前提とするならば、敢えて反対するものではないと述べた。

 陪審が戻ってきた。第二の証人、刑事部長ピーター・カッシデイの証言が続けられた。彼は、海軍の潜水夫が湖底に転がっている装備を撮るためにリモートコントロール・カメラを使ったとき、立会っていたのである。彼は、国側の提出物をいくつか確認したが、それらはゴイル湖の周辺から回収されたものであった。

 ジョン・マクローリンは、カッシデイが当該行動の夜、女性たちに行った面接について質問した。カッシデイの返答は、彼女たちが自分たちのしたことについてきわめて率直であり、その理由についてきわめて明快であったことを明らかにした。

 それからカッシデイはニュート(ゴイル湖に係留されている別の浮体)について訊ねられたが、それについては保安上の見地から何も答えることができないと述べた。

 刑事部長カッシデイが質問に答えなければならないかどうかについての議論がなされる間、陪審と承認は退廷させられた。証人が免責されるべきことを示すために、法廷に記録を取り寄せることが許されている。本件では、そのような記録は全く持ち込まれていなかった。休廷の間、検事は、ニュート、メイタイム及びトライデントの間に関連があり、そのことは陪審に理解されるであろうと認めることに同意した。

 法廷が再開され、判事は、証人が形を変えた質問に答えなければならないと裁定した。「ニュートの働きは?」に代えて「ニュートとトライデントの間に直接の関連があるか?」が問われた。しかし、ピーター・カッシデイはこれにも答えることを拒否した!

 次にジョン・マクローリンは、女性たちが逮捕されたときに持っていた共同声明から、生命絶滅の追求(メイタイムを動かしているもの)に関する一節を読み上げた。彼はカッシデイに、これが何の事か分かるかと訊ね、カッシデイは分かると述べた。彼はカッシデイに、トライデント・プラウシェアのハンドブックを見たことがあるかどうか、それについて何か報告を受けたかどうかを訊ねた。カッシデイは、読んだけれども国防省警察の行動に関してコメントすることはできないと述べた!

 次いでアンジーは、カッシデイに、ゴイル湖が非武器化の目標になる可能性に気付いていたかと訊ねた。彼は答えようとしなかった。そこで彼女はカッシデイにゴイル湖についてハンドブックの一節を読ませた。それから二人して核兵器の法的地位に関するページに目を通した。カッシデイは、自分が別の機会にアンジーと会ったことがあると認めた。彼女は訊ねた、「あなたは、これまでにトライデントの不法性に関する私のレポートを上司に提出して、指示を仰いだことがありますか?」と。答は「否」。

 しかし、彼は何故そうしなかったのかを述べられなかった。アンジーは彼に、あなたは今、重大な国際法違反に関する私の告発を上司に取り次ぐつもりがあるかと訊ねた。彼は、頼まれても無視するだろう、と述べた!

 次に第三の証人が召喚された。すなわち、王立海軍の潜水夫、ロバート・トムソンである。ここで、彼が遠隔操作の水中カメラで撮ったヴィデオが見せられた。それが映し出していたのは、湖底に横たわったたくさんの装備、それとともに泳ぎ回る小さな魚たち、ヒトデやイソギンチャクであった。彼は、装備を全部回収するには週あたり7人を要するだろうと述べた。

 この日はこれで閉廷となったので、アンジーと弁護団は翌日に備えてフランシス・ボイルと打合せることができた。          (以上 9月30日)