報道発表
2004年9月8日

平和活動家を拘置することは「公共の利益ではない」と治安判事いう

エディンバラの治安判事は,反トライデント活動に対する罰金の支払いを拒否している活動家を拘置することは,公共の利益にはならないだろうと本日語った.このことは,平和活動家を取り扱うこれまでのやり方とは際立って異なっている.

エディンバラのロズ・ビューレンは,クライドにあるトライデント基地での3回の封鎖に参加したことで科せられていた総計320ポンドの罰金を原則的に払わないつもりだと,市の地方裁判所で治安判事に言った.その罰金は,ヘレンズバラの元の裁判所から委譲されたものである.治安判事は罰金を免除するというまれな選択をしたが,事実上,裁判所は更なる行動を何もとらないことを決定したことになる.判事の取り得る他の選択としては,監視下賦役を科すか,支払いのためのもう少しの時間を与えるか,14日の拘置を科すなどがあり得た.

監視下賦役命令は増加傾向にあったが,罰金を拒否する平和活動家はまだ普通には監獄に送られている.今朝,ノーサンバランド州のアダム・コンウェイはヘレンズバラ地方裁判所で罰金拒否の科で7日の拘置をくらい,これで過去6年間トライデント・プラウシェア活動家は,総計2000日以上英国の監獄で過ごすことになる.

「ついに裁判所からいくらかの正義を勝ち取り,とても嬉しい」とロズは語った.(Mi)