報道説明 04年8月25日

核潜水艦に攀じ登った反核スウィマー出廷

2002年8月、ファスレーン基地に泳いで入り、トライデント搭載潜水艦の上でベルを鳴らしたトライデント・プラウシェアズ活動家の一人が、今日、出廷した。そのひと、デイヴ・ロルストーンはウェールズでボート製造業をしているが、彼に科された罰金の支払を拒否したので20時間の監視下賦役を命じられた。

彼の行動は、イギリスの核艦船がもたらす脅威を明るみに出すためにそれら艦船に攀じ登ったり取り囲んだりした運動家たちによる、もっとも首尾よく為された行動の一つである。

デイヴとともに基地に泳いで入ったギリアン・スローンは支援のため出廷し、次のように述べた。「デイヴと私がファスレーンに泳ぎ入るまでに、この国の政府はトライデントで3度もイラクを脅かしたのです。私は、こんな偽善に驚きを禁じ得ません」と。

また本日、エア治安裁判所でスー・ブラッケンベリーは、ダービーのロールスロイスの施設を封鎖したことに関する400ポンドの罰金を支払わなかったために30時間の監視下賦役を言い渡された。

スーは次のように説いた。「ロールスロイスは、トライデントの部品を製造することによって戦争犯罪を幇助しています。彼らを閉じ込めることで、私たちはこの会社の穢れた事業にスポットライトを当てたのです」と。

(真鍋訳)