報道発表 04年8月24日
基地封鎖は地域の裁判所にさらなるプレッシャーをかける
昨日のファスレーン封鎖は,大量破壊兵器の基地を9時間近くにわたって麻痺させたが,ヘレンズバラ地裁は,この事件の結果生じた案件と,過去の行動に関する裁判との両方で忙しくなっている.
ファスレーン・ピースキャンプのスー・ブラッケンベリーと,エディンバラのミカ・バラットは,ファスレーンの従業員の通勤の大変な渋滞を引き起こした昨年10月の5人組みによる封鎖に対して,各々150ポンドの罰金を言い渡された.治安判事ヴィヴ・ダンスはミカに,28日間の支払期限と,もし支払をしない場合の30時間の監視下賦役とを付けたが,判事はスーの監視下賦役拒否の態度を尊重した.スーは昨日逮捕された中でただ一人今も勾留されているが,前回のトライデント行動にたいして罰金を払わない理由を述べるために明日エイル治安判事裁判所に出廷することになっている.
昨日の封鎖で逮捕された多数の外国人は,今日法廷に出頭する条件で釈放された.彼らが出廷すると,地方検察官は,何の説明もなく裁判不要を告げた.
モラグ・バルフォアとブライアン・ブラウンは,出廷するなり,彼らの無罪の申し立てを国が受け入れたと告げられた.デイヴィッド・ターナーに対する起訴は,警察官の証言が弱い印象しか与えなかったため取り下げられた.
この法廷が抱える抗議運動に関するの大量の事案に加えて,今回の76件の逮捕が付け加わった.平均すると法廷は毎週二日この事案を処理しなければならない.
トライデント・プラウシェアズの広報担当者は次のように述べた.「地裁への過度の負担と混乱に対する唯一の解決法は明白だ.それはすべてのトライデントへの抗議に関する起訴を今すぐ取り下げることだ.スコットランドの人々が望まない大量破壊兵器に対して平和的な抗議を行っている人々を起訴することが,市民にとって何の利益にもならないことは明らかだ.」(KT)