報道発表 2004年4月21日
ブリストルでの歴史的な裁判に臨むトライデント・プラウシェアズ誓約者
トライデント・プラウシェアズの誓約者であるポール・ミリングとマーガレット・ジョーンズは、ブリストル刑事裁判所において、イラク戦争の合法性に関する法的論争という歴史的な5日間に被告として関与することになっている。 この裁判は4月26日(月)から始められる。
去年の3月、イラクへの戦争が始まる数日前、ポールとマーガレットは、フェアフォード空軍基地に侵入した。 そして彼らは、爆弾を運搬するために使われるトラックと、イラク攻撃のために待機している米軍のB-52爆撃機に燃料を給油するためのタンカーを使えなくした。 二人は犯罪的損壊と共謀の罪で告発されていた。 この行動は、フィル・プリチャードとトビィ・オゥルディッチによって、さらにジョシュ・リチャーズによって引き継がれた.ジョシュはB-52爆撃機を非武器化しようとして接近を試みている時に逮捕された。 共謀と犯罪的損傷という告発に対する5人の活動家全員の答弁書は、イラク戦争という犯罪を防止することを目的としていた、ということである。
グリグソン判事のもとでの5日間の審問では、被告たちが英国法廷において、イラク戦争が戦争犯罪であったかを論議することが許されるのか、あるいは、そのような問題は当該法廷の権限外なのか、という根本的な問題に取り組むことになるだろう。 この問題が英国の法廷において取り組まれるのはこれが最初であろう。
トライデント・プラウシェアズの広報担当者は次のようにと語った。 「ブリストルにおいて、この国の刑事司法システムは、国家からの司法の独立性と、その国家の行為からの独立性、そして国家公務員が法律よりも上にいる訳ではないことを確認するという重大な機会が与えられる。 私たちは、この侵略戦争についてであれ、あるいはトライデントのような大量破壊兵器の実戦配備に関してであれ,人道法の支配が認められるかどうかという肝心の点に触れなければなりません。 私たちは、法廷がこの根本的な問題での挑戦に応えることができることを望んでいます。」(K)