報道発表 2004年2月25日

デボンポートの3人,トライデントを法廷に引き出す

直接行動グループトライデント・プラウシェアズの3名の有名な平和運動家が,英国の大量破壊兵器の1つである核ミサイル潜水艦を非武器化しようとして告発され,プリマスの刑事裁判所に出廷した.

ファスレーン平和キャンプのスー・ブラッケンベリーとマット・ベリーが昨年9月に逮捕されたのは,修理中であった英国軍艦バンガードをオープンに安 全にかつ責任のあるやり方で非武器化をしようとの決意で,デボンポート海軍工廠に非武器化の工具をもって入った時であった.

スーは潜水艦に到達出来なかったが,それにくじけることなく,昨年の10月に「プリマスのおばあちゃん」シャーリー.ロウとともに再びデボンポートに入ろうとした.その行動の時からスーはずっと再拘留中であった.

今日,原告と被告の両者が言い分を陳述したが,国際法がディベートの中心であった.活動家は,国際法を破ることなく,それを事実支持していたと終始主張 した.

トライデント・プラウシェアズの広報担当ジョス・ガーマンは,「世界で最も高位の司法機関であるハーグの国際法廷は,1996年に核兵器は不法であると 宣言しました.実際また1999年にもこの決定は,3名のプラウシェアズ運動家がトライデント実験施設を壊しより大きな罪悪を未然に防ごうと活動したこと に対する判決の際にも,スコットランドの法廷で繰り返されたのです.」と説明した.

「国際法が国の義務を規定しているということと,抗議者たちは必要から行動したのだから道徳的にも法律的にも正当化できるということを,陪審員が尊重す ることを心から望みます.」と彼は続けた.

法廷は明日も続行する予定である.


1)問題の最初の行動は9月22日にあり,第二の行動は10月9日にあった.
2)全ての活動家は刑事損害およびさらなる刑事損害を起こすための道具を持っていたということで告発された.
3)トライデント・プラウシェアズは英国のトライデント核兵器システムを非暴力,オープン,平和的に,そして責任あるやり方で非武器化するための運動であ る.世界中から人々がこのやり方でトライデントを非武器化することを誓約している.私たちは国際人道法を支持するために,また,トライデントシステムの 違法性をあばくために行動する.
(Mi)