トライデント・プラウシェアズ報道発表
2001年3月28日

世論調査の結果は大封鎖を支持

トライデント・プラウシェアズ・キャンペーンは,スコットランドCNDの依頼で行われたシステム・スリーの意見世論調査で,スコットランドの人の51%が先月ファスレーン封鎖に参加した人々の行動を支持しているという結果を歓迎します.

国会議員ジョージ・ギャロウェイ,スコットランド議会議員トミー・シェリダンや17名の聖職者,牧師を含めて385名の人々が2月12日のファスレーンの大封鎖で逮捕されました.その大封鎖には11の国から約1000名の人々が参加しスコットランド教会総会議長も支持を表明するために参加しました.調査で質問された人の24%のみがこの行動に反対でした.この質問は,核兵器問題についての世論調査の一部で977名に対して,スコットランドCNDの代理としてNFOシステム・スリーによって2月の22日から3月4日の間に行われたものです.

「トライデントの3人」の無罪判決に関連した法務総裁の事件付託についての高等法院の判決が今週の金曜日3月30日午前10時に出されようとしているときに,この調査の結果は重要な意味を持ちます.昨年,この事件付託についての審理が行われた時,英国のトライデント核兵器の合法性・違法性に関して,また一般市民が国際法を守るために介入する権利に関して,歴史的な議論が集中しました.1999年6月にロング湖*にあったトライデント関連の研究用の水上実験室にダメージを与えた3人の女性活動家,アンジー・ゼルター,ウラ・ローダー,エレン・モックスレーに対して,グリーノック州裁判所でマーガレット・ギンブレット判事が無罪判決を出した後,法務総裁は2000年の初めに事件付託をおこないました.

トライデント・プラウシェアズのスポークスマンは次のように語りました.「スコットランドではトライデントに反対してデモをする人々に対する支持のみでなく,ファスレーンの封鎖で逮捕される危険をいとわない人々に対しても大きな支持があります.私たちはこの点を分かってはいましたが,しかし,世論調査がもたらした今回の確認は励みになります.ストラスクライド警察はどんな自信をもって平和的な反トライデント活動家をどんなふうに逮捕し続けることが出来るのでしょうか?裁判所は国際法を守るために行動する人々を罪人と扱うことが出来るとどのように主張し続けることが出来るのでしょうか?」

木曜日3月の29日の午後5時から判決が出されるまで高等法院の外でヴィジル(終夜の祈り)が敢行される予定です.

4月7日の日曜日午前11時に運動家たちはファスレーン海軍基地の北門に集まり高等法院の判決に応じ直接の非武装化の行動を行なう予定です.(Mi)



*ゴイル湖のことか.(転載者)