トライデント・プラウシェア報道発表
法務総裁の事件付託

2000年11月14日

スコットランド高等法院は、英国の核による威嚇が実在していると言明
ニュールンベルグ原則は活動家が介入する権利を認めている

法務総裁の事件付託の聴聞会が今日エジンバラの高等法院において再開されたので、トライデントの3人の中の1人ウラ・ローダーの代理人であるジョン・メイヤー弁護士は、進行中の英国の核犯罪を中止させることを試みるべく女性たちが介入するのは正当である、と主張した。

この聴聞会の当事者すべては、ピノチェト事件において判事全員によって合意されたように、ニュールンベルグ原則は国際慣習法の確立された重要部分であることを容認した。メイヤー弁護士は、違法な命令に従ってはならないと軍隊などの義務を詳細に述べているこれらの原則は、拡張により普通の市民に対して、本法律を支持し弱者を保護するために介入するという権利を意味していたのだ、との主張を続けた。高等法院のプロサ判事は、そのような権利は認知された当然の防衛権としてすでに確立している、と指摘したが、介入が企てられる以前にこの状況についてのある種の解析が必要とされていた、とつけ加えた。メイヤー弁護士は、介入の権利は客観的情報によって裏付けられるべきである、と指摘した。

また、メイヤー弁護士は威嚇の問題について論じた。国際法のもとでは、違法な行為を実行するといって威嚇すること自体が違法である。下院における当時の国防大臣ジョージ・ロバートソンが、英国の核抑止力は直ちに使える状態で良好であり、「いかなる者も我々を混乱させない」と言える状態に達した、と発言したスピーチを引用した。

この聴聞会は明日再開され、エレン・モクスレイの代理人として勅選弁護士のエイダン・オネィルが彼の具申を提示する。

今朝早くスコットランド議会議員のトミー・シェリダンは、トライデント反対行動での彼の役割に対して、ヘリンズバラ地方裁判所で今日言い渡された 250ポンドの罰金支払いを拒否したかどで14日間拘留すると脅された。
(K)